俳優のジャッキー・チェンがアクションシーンで危険なことをしたがらない若手俳優に中国のTV番組内で苦言を呈しました。
しかし、「CG技術などが発達している今、無理して撮影する必要はない!」などのジャッキーに否定的な意見もあり、物議を醸しています。
時代に合った役者のあり方が問われていますが、ジャッキーは60歳後半になっても自らアクションシーンをこなします。
その激しさ故に死と隣り合わせの撮影を続けるジャッキーですが、今回はそんなジャッキーの”命懸けアクション映画3選”を紹介します。
目次
ジャッキー・チェンの死と隣り合わせに撮影した命懸けアクション映画3選
プロジェクトA(1984)
時計台から落下するシーンでジャッキーは25m下に首から落下。
それでも、ジャッキーは撮影に納得がいかず、自らリテイクを要求します。
しかし、また首から着地をしてしまいます。
落下後、意識を一瞬失うも共演者に呼び掛けられ、ジャッキーは撮影を強制的に続行させます。
ですが、この時、ジャッキーは頸椎を損傷していたことが後に分かりました。
ポリス・ストーリー/香港国際警察(1985年)
ジャッキーが電飾ポールをつたって降りる有名なシーンがあります。
実は、このシーンはスタッフのミスで消えているはずの電飾の電源が点いたままジャッキーはアクションをしていたのです。
そして、ジャッキーは途中で落下するのですが、これも想定外の出来事でした。
それで、映画ではジャッキーは降りた後に走り出すのですが、撮影現場ではジャッキーは気を失ってスタッフに運び出されました。
結局、ジャッキーはこのシーンの撮影で、両手に大やけどをし、骨盤を脱臼したのでした。
プロジェクトV(2020)
新型コロナの影響で公開が1年延期された作品です。
ジャッキーが水上バイクで運転するシーンがあります。
ジャッキーは共演女優と一緒に水上バイクから落下。
女優はすぐに浮き上がってきたものの、ジャッキーは中々浮き上がってきませんでした。
救命ボートも出動し、現場に緊張感が走ったが、すぐに発見されてジャッキーは救助されたのでした。
この時の出来事をジャッキーはこう語っています。
ジャッキー・チェン
「みんなは僕が溺れて死んでしまった思ったみたい。どんな状況が覚えていなかったが、神の力で助けられたようだ。スタッフも全員泣いていた。潜っていたのは45秒くらい。僕はそんなに長いと感じなかった。」
ジャッキー・チェンの映画を作る上での信念
極力スタントマンは使わない
ジャッキーは師匠のブルース・リーの教えで、アクションは””ガチ”でやるのが基本だそうです。
そのため、撮影中の骨折は日常茶飯事。
ナイスガイ(1997)という映画の撮影では、足首を骨折。
しかし、ジャッキーは医者から”絶対に安静”と言われたのにも関わらず、ギブスの包帯の上にスニーカーの絵を描き、撮影をそのまま続行させました。
そのような日々積み重ねで、「最も多くのスタントを行った存命の俳優」としてギネス世界記録認定されています。
納得いくまで絶対にOKを出さない
「ドラゴンロード」(1982)では納得のシーンが撮れるまで徹底的にこだわり、2900以上のテイクを撮影。
「映画ワンシーンの最大のテイク数」としてギネス世界記録認定されています。
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