2022年1月7日に日本で公開される最新作「スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム」(シリーズ3作目)。
2002年に第1作が公開された「スパイダーマン」は、今回で8作目となる人気シリーズです。
全米ではオープニング興行収入約297億円を突破し、歴代第2位を記録しました。
そんなアメリカを代表する映画のプロデューサーのエイミー・パスカル氏の行動が物議を醸しています。
それは、”共演者同士の恋愛禁止令”です。
目次
「スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム」の主演とヒロインに恋愛(交際)禁止令
ニューヨークタイムズ紙によると、エイミー・パスカル氏が最新作の主演を務めるトム・ホランドとヒロイン役を務めるゼンデイヤに対し、シリーズ1作目の撮影に入る前にこんな忠告をしていました。
「恋愛に発展しないで、そうならないよう心掛けて」
キャスティングが決まった際、2人を別々に呼び、交際しないように言い聞かせたそうです。
恋愛禁止令を出した?
2002年公開の「スパイダーマン」で主演を務めたトビー・マグワイアとヒロイン役のキルスティン・ダンストが作品を通じて交際に発展。
ところが、続編の2004年公開「スパイダーマン2」制作前に破局しました。
そのため、別れた2人に必要以上にスタッフが気を使って疲弊し、現場の雰囲気が悪くなったそうです。
だから、プロデューサーのエイミー・パスカル氏が続編への影響を心配し、恋愛禁止令を出したのです。
しかし、このようにも語っています。
「物事がややこしくなるから前の主演・ヒロインにも同じように忠告した。でもみんな私の忠告を無視するの。」
スパイダーマンの様なヒーローものは恋愛関係になりやすい?
これまでのスパイダーマンの作品、「スパイダーマン」(全3部作)、「アメージング・スパイダーマン」(全2部作)、「スパイダーマンMCUシリーズ」(3作品)の主演とヒロインが全員、交際に発展していると言われています。
なぜ、恋人になりやすいのかというと、”アクションものの撮影はスタントなど長い待ち時間があり、共演者と親密になりやすいから” ではないかと言われています。
また、”ヒーローもので弱いヒロインを助けるという設定に俳優の気持ちがより一層入り込む”というのも要因の一つだとも言われています。
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共演者同士の恋愛が作品に影響した事例
シカゴ警察特別捜査班の活躍を描く「シカゴ P.D.」という人気ドラマシリーズがあります。
そこで、相棒と恋人同士の刑事役の2人を演じていたソフィア・ブッシュとジェシー・リー・ソファーが共演をきっかけに現実でも交際に発展しました。
しかし、2015年に2人は破局してしまいます。
ですが、ドラマ内では恋人同士のまま設定でした。
そして、2017年終盤、ドラマの中でソフィア・ブッシュが演じていたキャラクターがFBIに異動となり、降板が発表されます。
ソフィア・ブッシュは降板の理由について、「シーズン2の終わりにもう続けられないと悟ったの。」と発言しています。
恋愛に発展させない!政策側の対策
撮影終了後の交際判明で、作品の宣伝効果がアップすれば良いのですが、中々そのようにはいきません。
ですので、ハリウッドでは作品への影響を考慮して、恋愛に発展させない様な対策を取っている制作陣もあります。
例えば、
対策①:「共演者と恋愛しないと契約書にサイン」
対策②:「恋愛しないようにマネージャーが常にブロック」
しかし、今の時代ではSNSのダイレクトメッセージで簡単に連絡が取れてしまうので完全に止めるのは難しいようです。